女は怖い
強みを引き出す
話し方コンサルタント
池田弘子です。
女は怖いですよ。
うちの女性社員が怖いです。
女房が怖いんです。
という男性の声、最近耳に入ってきます。
「付き合ってた頃はあんなに優しかったのに、妻は変わり果ててしまったんですよ」
「入社した時は素直でかわいらしかったのに、今では・・・」
何よりかなしいのは
容姿が別人かと思うほど変わり果ててしまって・・・(それはお互い様)
妻のモンスター化はどうも今のところとどまる気配はなさそうです。
男性の皆さん
女はどんどん変身する生き物なんです。
特に結婚して母になったらなおさら。
ただ、女性のモンスターはツライですよね。
先日、九州博多で母性型勉強会を実施してきました。
驚いたのは、“男尊女卑”があたりまえにに息づいているんですね、この土地では。
参加の女性達は生粋の博多っ子。
専業主婦
仕事持ち夫持ち
未婚の女性達といろいろ。
どの女性も口を揃えて「男尊女卑?当たり前ですよ」と話してくれます。
博多っ子女性は”男尊女卑“を普通に受け入れているようなのです。
それで、女性の立場としてはどうなの?
と聞いてみました。
九州男児は、男として強くかっこ良くないといかん!というポリシーがあり
男が上で女が下、男は偉い、強い、あんたが大将…それでよか!
女は仕事なんかするより、家の事をちゃんとしろ!
経済は任せとけ!とこんな調子。
今どきの男女協働参画型推進の女性達からすれば「なんて、野蛮な!」でしょうね。
博多っ子女性たちは、こんな強がり支配的な男性たちをどんなに受け入れているのかしら?
私の疑問はふくらみます。
何かコツがあるのでは?・・・と
九州男児は、偉そうにする反面、釣った魚には結構餌をやってるようなんですよ。
男は仕事が命、だからこそ家庭が大事、その家庭を預かる妻は大切にしなきゃ、と思うのが九州男児の心意気らしいのです。
妻を大切に扱う度合いは60点くらいだそうです。
「温泉旅行に連れってやるからついてこい」と言葉は支配的で上から目線。
それに対して妻は家事、育児はしっかりやって、自分の生きがいの仕事をやらせてもらってます
夫の「連れていってやる」
妻の「やらせてもらっている」
という夫婦関係、あなたはいかがですか?
男尊女卑という概念の奥底にあるのは
権利主張ではなく上下関係を維持しながらお互いの役割を果たしつつ夫婦のバランスです。
ただ、役割だけの関係ではお互いの日々の不満感情は溜まる一方ですよね。
一見幸せそうに見える40代女性が
せきを切ったように話し始めました。
「申し分のない経済の安心感を与えてくれる夫に感謝しつつ
いつしか、夫の意見が私の意見になって当たり前になっていること
子供たちは年々成長していき
夫は自分の仕事に没頭、もう夫も子供も私を必要としなくなるのでは?
5年後、10年後私は何をしているんだろう?
簡単な報告書を書くにも時間がかかり
献立を考えるのもすぐ決まらない
なんだか私はこのまま腑抜けになっていきそう・・・
そんな時、
私はわけもなく夫や子供にきつく当たり支配的になり、身勝手で意地悪な女になっていてそんな自分が情けなく自己嫌悪に陥るのです」と。
彼女が話してくれた
この言葉に共感できる女性は
とてもとても多いのではないでしょうか?
もって行き場のない感情は
身近な夫や子供に向けられ
そのことを一番責めているのは
他でもない女性自身です。
そう、自分自身。
私も離婚の頃
似たような内面の葛藤に襲われた経験があります。
仕事一本、論理思考の男性と違って
女性は感情の起伏が本質的に大きいのです。
生活も
妻
母
仕事
と変化があり、内面の葛藤も男性が想像できないくらい揺れ動いているのです。
女性の内面が葛藤し心が揺れる時はエネルギー漏れをしているのです。
自分に自信がなくなり
優柔不断となった感情を発散できずため込んでいくのです。
女性の言葉がきつくなった時こそ
男性は家事の分担だけではなく
女性の話を良く聴いてやり
たまった感情を吐き出させ
スキンシップや愛情表現が本来は必要なのです。
ただ、現実は女性自身が男性にどう取り扱って欲しいのかを忘れてしまっていることが問題です。
男性に「あなたは私に○○してくれない!」という欲求ばかりで
男性に自分の本当の感情や欲求を伝えていないことが多いのです。
感情表現に弱い男性にしてみれば
女性の気持ちが理解できず、扱いに困っているのが現状です。
男性自身も
競争が激しく
仕事そのものが安心して帰属出来る居場所ではなくなってきています。
その上家庭にも居場所がなくなれば
男としての存在価値までが否定されるという失望感に襲われている男性も増えています。
私は男性の存在価値が失われていく社会は不安定で不健康、危機感さえ感じています。
その点で、博多に残っている男尊女卑は、一応男性を立てながら、妻として母として、そして女として
家事、育児、自分の生きがいの仕事を自分流に懸命にこなしているのも一つの知恵かしらと感じました。
最後に、博多っ子女性の気張った一言が心に残りました。
それは「私、いつも女優の気分で頑張ってます!」と。
男性は変化や感情交流が苦手、女性は変化に強い。
ならば先に女性が自分の内面の感情に気づき男性への対応を変えた方が効果的です。
男の役割、女の役割などの役割とは
あくまでお互いが幸せに生きるための手段であって役割そのものが生きる目的ではないのです。
母性型勉強会とは、他に心を支配されない自分流の潔い生き方を思考し、実践しようする勉強会です。
母性型勉強会
日時:2016年12月21日(水曜日)午後6時30分~9時
場所:髙松国際ホテル
会費:3,000円(食事代込み)
テーマ「なぜか上手くいってる人の心の持ち方」
年末でご多忙とは存じますが、ご参加をお待ちいたしています。
先週土曜日は、毎年夏と冬の恒例「ごった煮会」が銀波亭さんで
開催されました。
話し方教室の生徒さん、母性型勉強会の方々、朝がゆ会のみなさま
研修先の企業の方々、そして私の大切な友人たち。
40人もの皆様がお集まり頂きました。
3人の素敵な女性の余興におおいに盛り上がりました。
また、お誕生日のお祝いまでして頂き涙が出ました。
おあつまり下さったみなさんのあたたかな笑顔が
ずっと残っています。
こうして実際に会えて手を握り合って肩をたたきあえることの幸せに感謝します。
そしてお集まり下さった方々には心からの感謝を申し上げます。
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第1の法則 セルフイメージ
第2の法則 聴き方のすごい効果
第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法
第4の法則 人から好かれる声の作り方
第5の法則 伝わる話の組み立て方
第6の法則 あがり症の克服
第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖
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8、自信がつきます。
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