誰が食べさせてやってると思ってるんだ！

香川県高松市の

強みを引き出す話し方コンサルタント

池田弘子です。

私の個人レッスンにおこしくださった女性のお話です。

 

物怖じせず、

堂々とモノを言えるようになりたい

とお申込下さいました。

 

とってもチャーミングで感じのいい女性です。

さりげない気配りもできる

頭の良い女性です。

 

彼女にはずっと我慢して我慢してきていることがありました。

それはご主人との関係です。

 

ご主人は、

彼女が自分の思った通りに動かない時には

かならずすぐにかっとなり

「誰に食べさせてやってる思ってるんだ」

と怒鳴ります。

 

少しでも口応えをすると

さらに畳み掛けるように

怒鳴ってくるんだそうです。

 

このようなご相談はとても多いですね、最近。

 

ここまで聞くと

「まあ、なんて自己中心的な

上から目線の嫌な男性なんだろう」

と思ってしまいますよね。

 

奥さん、可哀想・・・・と。

しかし、

以前にも書きましたが

怒っている人は傷ついているのです。

 

攻撃的になってしまう人は孤独でさみしいのです。

イライラし家族にあたりちらす人は、

心のコップがもうカラカラに餓え渇いている状態なのです。

攻撃的になるのは孤独で淋しいからなのです

 

三つ子の魂１００までと言いますが

これは真実です。

 

まだ何もわからない時期に

両親,特に母親に

しっかり抱きしめられ

しっかり目を合わせられ

たくさんの関心をむけられｔ

たくさんの優しい言葉をかけられた人は

生きることに一番大事な

「安心感」という液体が心の中のコップにたーっぷり入って

大きくなります。

そこがしっかり満たされていると

大人になってから男性は奥さんを大事にします。

 

子供を大事にします。

周囲の人も大事にします。

心が、満たされているから、です。

 

怒鳴っている

怒っている

攻撃している

というのは

その本心は

「僕をわかってくれよ、抱きしめてくれよ」

「愛してくれよ、、認めてくれよ」

ということです。

 

高度経済成長期に育った人達は

自立した子育てをよしとする教育論の中で

育ってしまった人が多く

黙って抱きしめられるよりも

言い聞かせられて大きくなってしまった人が増えました。

 

まだ何もわからない小さな頃に

ただもう無条件で

愛された

抱きしめられた

見つめてもらえた

声をかけ続けてもらえた

身体中をスキンシップであふれさせてもらった

という体験が

私たち人間にはどうしても必要なのです。

 

皮膚は露出した脳

なんです。

たくさん触れられ

たくさん抱きしめてもらい

たくさん目を合わせてもらう

その行為のたびに

その子供の脳の中の回路は

どんどん繋がるのです。

回路がちゃんと繋がっている人は

大人になってから

他人との関係を築いていくのが

とても上手です。

他人にも素直に甘えます。

コップの中に安心感が貯まっているので

「なんとかなるか！」と無意識に思えることができてしまいます。

今、夫婦や友達や職場や親子の

コミュニケーションが歪になっている原因は

スキンシップが圧倒的に足りていないことから

はじまっているんです。

 

 

特に男性は

小さな頃に母親にきちんと認めてもらえなかった

母親に抱きしめてもらえなかった

という体験があると

その「餓え乾いた状態」で大人になってしまいます。

誰かに認めれもらうために

周囲にすごいといわれるために

お金儲けをしようとしたり

いい車に乗ってみたり

きれいな女性を連れて歩きたがったり

します。

 

小さい頃に

しっかり母親に認めれもらって大きくなっている男性は

実は大人になって女性に対して

変な甘え方をせずにすむんです。

 

とても楽に異性との関係を築いていくことが

できるのです。

 

私たちは

特に

男性は

承認される

という行為がどれほど必要か

わかりますか？

 

「誰に食べさせてもらってると思ってるんだ！」

そう、言って叫んでいるご主人の

心の中が見えてきましたか？

 

ご主人もまた

わからないんです。

 

なぜ、こんなにイライラするのか？

なぜ、こんなに妻に腹が立つのか？

自分で自分のことが

わからない。

そして、わからないまま怒鳴っているので

妻はそんな主人から

どんどん心が離れていくのです。

 

 

怒鳴っている人は傷ついているんです。

怒っている人は泣いているんです。

イライラして攻撃してくる人は、「助けてよ」と叫んでいるんです。

 

くみとってもらえる存在に出会えた時

その人は、どんどん変化していきます。

落ち着いていくんです。

 

満たされなかった心が

少しづつ満たされて

安心してくると

怒鳴らなくなるんです。

 

７０歳になろうが

８０歳になろうが

私たちは、「満たされない心」を必死で埋めようと

無意識に行動を取るのです。

 

一番でやすいのは

パートナーです。

 

そして親子です。

 

怒鳴ってみたり

支配しようとしてみたり

攻撃してみたり

手をかえ品をかえ

困らせようとしてきます。

 

 

怒っている人を

攻撃してくる人を

怒鳴っている人を

排除しようとするのではなく

くみとってあげようとしてみて下さい。

怒っている顔の奥で泣いている表情を見つけてあげるんです。

 

私は

すべての人は

母性型の「もの言い」を学んで欲しいのです。

 

怒っている人の言葉は

硬くて冷たい岩のようにあなたにぶつかってきます。

しかし、あなたは

受け入れ変化させることができる

とても大きな太陽のような存在です。

 

硬くて冷たい岩があなたにぶつかってきても

あなたの中にひとたび入れば

硬くて冷たい岩は

柔らかく溶け

岩ではなく、わた菓子のように

変化します。

硬くて冷たい岩がぶつかってきた時

同じく

硬くて冷たい岩で投げ返すのではなく

あなたは

その物体をグニュグニュと一瞬で変化させ

やわらかく

あたたかいもので

返すのです。

 

 

特に女性は

本来そういう存在です。

 

男性化してしまっている女性は

陶器と陶器がぶつかるような

会話をしてしまうのです。

 

なので、うまくいかないんです。

 

 

怒っている人の心のメカニズムを知りましょう。

そして

どんどん変化させていきましょう。

 

 

悩んでいるということは

怒鳴っている人と同じ土俵に上がってしまっているのです。

学んで深くなりましょう。

自分が深く深くなっていけば

相手との関係性は

どんどん変化します。

 

 

それも

あなたが主導権を握り

心地いい関係を築くことができるのです。

 

 

そうなった時はじめて

あなたは気が付くんです。

 

「あら？私ってこんなに堂々と

物怖じせず話せる人だったのかしら？」と。

 

上から目線で攻撃してくる人は

あなたよりずっと前から

傷ついている人なんです。

 

人間の心のメカニズムを知れば

あなたを取り巻く人達のことが面白いほど

見えてきませんか？

 

 

人の心のメカニズムを深く知り

何がきてもやわかかく変化させていける受容性を身につけましょう。

 

 

今日は午後から博多へ行ってきます。

明日は博多での母性型勉強会（＾＾）

博多は大好きな街なので、楽しみです。

 

 

香川での母性型勉強会のご案内です。↓

来月もぜひこのテーブルに素敵な仲間が集まってくださることを

期待しています。

ぜひお越し下さいね。

どうぞこのテーブルにあなたの話したいことを出してみて下さいね。

あなたの強みを引き出す「母性型勉強会」

日時：2017年５月１７日(水曜日)午後6時30分～9時

場所：高松国際ホテル

会費：3,000円（食事代込み）

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第1の法則　　セルフイメージ

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第４の法則　人から好かれる声の作り方

第５の法則　伝わる話の組み立て方

第６の法則　あがり症の克服

第７の法則　魔法の言葉　ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

１、説得力が増します。

２、人に好かれます。

３、笑顔が素敵ですねと言われます。

４、はっきりモノを言える人間になります。

５、断れる人間になります。

６、悩みを相談されやすい人になります。

７、話しかけられやすい雰囲気になります。

８、自信がつきます。

９、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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