その時、ちゃんと怒りましたか?
香川県高松市の
強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
男女が別れる時
どちらかが、相手に「もう別れたい」と
伝えます。
男と女の関係は
大嫌いよっ
おお!俺だって!大嫌いだお前なんか!
と、言える関係なら
修繕は可能です。
そう言い合える関係なら
つながりあえる可能性は高いんです。
大嫌いというベクトルは
一気に大好きへと向かう可能性は大なのです。
しかし最近は
男女が別れる時
ちょっと様子が違うんですね。
「あなたと会えてよかった、ありがとう」
「君も会えてよかった、ありがとう」
「君はいい人だから・・」
と別れ際に言われちゃいました~~という女性が
増えているんです。
なんでしょう?それは・・・・。
別れ言葉で一番恐ろしいのは
「ありがとう」と感謝されることです。
「いい人だよね」と言われることです。
これを言われると
もう復活は、ないですね。
いい人=どうでもいい人
です。
「ありがとう」はもう過去のものですよという気持ちです。
感謝している・・というのは、もう過去になって思い返すから出てくるものです。
リアルに生きてる人間にとって
「ありがとう」という気持ちが普通に湧き上がってくることって
実はなかなかありえないんです。
「感謝してます」という言葉は
そんなに浅いものでは、ありません。
感謝の本当の意味がわかるのは
その存在がなくなった時です。
しかし今は
教育や知識によって
「感謝しなくてはいけない」
という考えが浸透しています。
男女の関係の場合
愛してる
の反対は
愛してない
や
大嫌い
でもなく
「どうでもいい」無関心
ということです。
婚活しても結婚まで
たどり着かない原因は
ここに、あるんです。
人間関係の最も濃い関係は
男と女です。
最も「自分」という存在を裸で伝え合うことができるか
できないかというより本能に直結した関係です。
そして
決して誰も自分の「やり方」や「体験」を
外にもらさない
自己流で
やってしまう最たるもの
それが男女関係です。
本能に直結しているので
ここで成功して
ここで何度もうまくいき続けていると
当然
それ以外の
仕事や
人間関係なんて
実は
おちゃのこさいさい、なんです。
男も
女も
異性に「強く求められている」「自分も相手を強く求めている」状態ほど
自分自身のセルフイメージを高めてくれるものは
ありません。
モテる
と、仕事もなにもかもうまくいく
というのはすべて繋がっているから、です。
教科書には書いてませんでしたね(笑)
男女の関係で
なかなか関係が深まっていかない人は
実は友達関係も
同じです。
とても
「いい人」なんです。
笑顔で、優しくて
空気を読んで
怒ったり腹立ったりも見せず
もちろん泣き叫んだりも、しませんし
そんな姿を見せません。
でもこれって
『いい人の仮面」だったりすんです。
本当は子供大嫌いだったりしても
友達が子供連れてきてたら
「こんにちは~~、◯◯ちゃん、遊ぼうかあ」
って無理に笑顔作っちゃったり。
とっさに
周囲の空気を読んで
相手の顔色を見て
相手に喜ばれるような態度を取ってしまう
ってことが癖になってるんです。
今、多くの方々とセッションをしていると
いかに「自分を出せない」
「自分の本音を打ち明けられない」人が多いことか!
◯◯さんは
笑顔で
いつも優しくて
大人で
空気を読んで
素敵ねえ・・・と言われ続けているので
そうじゃない顔を出せない
という女性もいました。
多くの人が勘違いしていることがあるんです。
それは
怒ったり
腹が立ったり
悲しんだりすることって
いけないこと
できればそんな感情はない方がいい、と思っている
ということです。
それは間違いです。
怒りも
悲しみも
喜びも
すべて感情です。
感情は等しくエネルギー量です。
そして
怒りや悲しみ、寂しさといったいわゆる「負」のエネルギーは
実は力が大きいんです。
嬉しい、楽しいといった感情より
より巨大な力を持つのが負のエネルギーです。
私は実はしょっちゅう怒ってます(笑)
でも、それは「あえて」です。
怒ったり
腹が立ったり
という感情に蓋をしないから、です。
蓋をせずどんどん解放し
ちゃっかに怒りのエネルギーを
仕事に向けちゃったりしてます。
私はやりたいことや
会いたい人も多いので
エネルギーがたくさんいるんです。
エネルギーはガソリンです。
ガソリンがないと、走れません。
エネルギーが少ない人は
感情の量が圧倒的に少ないんです。
つまり
怒れない人、です。
怒る
「なにくそ!」
と
思う感情は
そのままエネルギーになるんです。
知ってましたか?
大きなことを成し遂げたり
欲しいものをどんどん手にしていく人は
負のエネルギーをそれはもうちゃっかり
上手に使ってます。
感情をどう使えばいいのか
よくメカニズムをわかっているんですね。
しかし
「いい人仮面」をかぶってしまっている人は
負の感情を他人にさらけ出すことができません。
つまり、本音を出せない。
そこでまず
エネルギーが止まります。
仮面をかぶっていると
仮面をかぶった人が集まってきます。
仮面同士は
いいことしか、言いません。
でも、どこか寂しい。
娘の長年の友人で
自分の感情をそのまま外に出してくる子がいるんですね。
彼女は
「いや~~、もううっとおしいわ~あんたの子供、あっちへシッシッ」
ってポンと娘に言っちゃうんです(笑)
すると面白いことに子供は余計に
「遊んで~~遊んで~~」とくっついていくんですね。
子供や動物はより本能に近いので
言ってることとやってることが一致してる人には
近寄っていっちゃうんです。
彼女を見てると
全部まるごと、そのまんま、なんです。
こんなことでもう悔しくてしょうがなくて
悲しくなって寂しくなって・・って
最後には「助けてよもう~~~」と鼻水垂らして泣いちゃう始末。
娘はそこで
過剰に慰めもせず
過剰に共感もせず
過剰に応援もせず
「へ~~、ふ~~ん」と聴いてるだけ。
本音を出しても
嫌われない
という安心した関係がある時
私たちは、どんどん元気が湧いてきます。
本音を出したら嫌われるかもしれない
と思っている人は多いです。
でも大丈夫です。
本音を出してあなたを嫌うようななら
そもそもあなたと一緒にはいられない人です。
そして一緒にいる必要はなかった人です。
怒りや
悲しさ
そして悔しさは
大事なエネルギーです。
怒りや悔しさ悲しさを
感じることができなくなっているとしたら
かなりエネルギーが落ちています。
人の顔色に合わせすぎて生きていると
こんな風になっちゃうんです。
母性型勉強会や
私の開催するセミナーでは
参加してくださった方同士が
短時間でとても密な関係で繋がったりします。
それは
単にお互いの「いいところを見つけてほめる」という
ほめ合いをしているわけではないからです。
テーブルの上に出すのは
本音です。
人に言えなかった悩み
恥ずかしくて出せなかった悩み
声に出して言うと馬鹿にされそうで怖かった欲望
誰にだってあるんです。
パソコン画面の前に座って
検索ボックスの中に打ち込んでいる「誰にもいえないけれど解放されたい悩み」が。
私は現在も
いろいろな方の個人セッションをしながら
話すことのその奥にある悩みを聞いています。
人前で魅力的に話したい
というその奥には
必ずもっと根源的な欲求があるはずなんです。
そこにスイッチが入ると
人はあっけなく変わります。
きれいごとばかり言っている人は
実は現実は何も変わりません。
あの人に負けたくない(負けてくやしかったから)
あの人とどうしても結婚したい(振り向かせたいから)
ここで成功して見返してやりたい(惨めな思いをしてきたから)
こうやって
自分の心の奥で抑圧している負の感情を
表に出していけばいくほど
実はどんどん周囲の人は
あなたを好きになります。
怒りの感情を
悲しみの感情を
悔しさの感情を
蓋をしてはいけません。
蓋をすると
抑圧された感情はそのままあなたの中にたまります。
たまった状態で
きれいごとを言っていると
人はどんどん孤立します。
悩んでいても
弱音や本音を吐いて
涙も見せられないような人と関わっているよりも
本音や弱音を吐いて
そんな自分を否定もせず
過剰に慰めもせず
過剰に共感もせず
ただ、聴いてくれる存在がいる
ということは
それだけで自分が生きていく時間を温め続けてくれるんです。
日常生活で
本音を言い合えず仲間がいない人ほど
「ほめてもらえる」
「共感してもらえる」ということにはまりがちです。
賞賛や共感や応援に飢え渇いていると
心地がいいので、そっちにハマッちゃうんです。
「いいところを探す」
なんてワーク、みなさんもやったこと
ありますよね?
母性型で学び
自分の本音や弱音をストレートに出せるようになっていくと
実は他人からの賞賛や共感を
それほど求めなくなるんです。
本音や
弱音といった
ネガティブな感情を
もうすっきり出し切っちゃっていると
抑圧された感情は
自分の中には溜まりません。
なのでスカッとしてるんです。
手に入れない何かがあるのなら
繋がりたい誰かがいるのなら
「いい人」をやっていたのでは
手に入ることは、ありません。
感情を表現しましょう。
いい人でいるのは簡単です。
でも、面と向かって怒れる
とか
泣いてでも相手に求めていく
とか
こういった感情は
小さい頃からの習慣なので
出せない人は本当に出せないのです。
いい人のまま
人生が過ぎていきます。
いい人は、誰にとっても「どうでもいい人」だったりします。
いい人だから、選ばれるのではありません。
いい人だから、一緒にいたいのではありません。
ケンカもできないまま
別れてしまう男女もいます。
本音を弱音を出せない2人が一緒にいると
しんどいだけです。
人と人とは
化学反応を起こすんです。
自分と相手のエネルギーがぶつかって反応します。
ぶつかると
当然
怒りも
悲しみも
寂しさも
湧き上がります。
そこで蓋をしないことです。
向き合っていくんです。
そうやって関わっていくから
その向こうに
「繋がる」を感じることが、できるんです。
多くの人は
いい人を演じすぎです。
優等生のようなコメントを言いすぎです。
自分の感情をどんどん探っていくと
出てくる言葉は変わるです。
本音の言葉がでてきた時
気がついたら
周囲はあなたに夢中です。
本音を話すことも
弱音を話すことも
すべて訓練です。
そして習慣です。
小さい頃から習慣になっている人は
無意識にやっています。
しかし
さまざなま教育や知識の詰め込みにより
「自分の本音を話してはいけない』と刷り込まれている人にとっては
自分の本音を話すことは
大人になってから
もう一度訓練しなおさなくては
いけません。
怒りや
悲しみ
寂しさ
すべて味わい尽くしてやろうと
腹をくくっておけばいいんです。
人間が生きているうちに
自然に湧き上がってくる感情の
8割は怒りや悲しみ寂しさだと言われています。
怒りや悲しみ寂しさもまた
喜びや楽しさと同様エネルギーです。
どんな感情もすべて
肥やしです。
あなたが生きていくために必要なガソリンです。
負の感情も
エネルギー転換して使えばいいんです。
とっても効率的でしょ?
自分が「いい人」になってないか
いつもチェックしましょう。
いい人は、どうでもいい人
なんです。
怒りの火種を
消しちゃ駄目ですよ(^^)
ちゃんと怒れる人だけが
ちゃんと愛されていきます。
負の感情をたくさん感じられる人ほど
喜びや幸せもたくさん感じられるんです。
いいものだけを
自分にかき集めようとすると
大事なものは手からすり抜けていってしまいます。
まるごと全部、です。
全部受け取るんです。
全部味わっていくんです。
そう決めると
そうなります。
追伸 いい人をやめた途端に彼ができました、というメールが届きましたよ(^^)
尽くしすぎる彼女へ私が出した課題は「尽くしそうになっても力づくで尽くさないこと」でした(笑)
また勉強会でご報告しますね。
お題は「尽くしすぎて裏切られる人、してもらって愛される人」ですね♪
香川での母性型勉強会のご案内です。↓
来月もぜひこのテーブルに素敵な仲間が集まってくださることを
期待しています。
ぜひお越し下さいね。
どうぞこのテーブルにあなたの話したいことを出してみて下さいね。
日時:2017年5月17日(水曜日)午後6時30分~9時
場所:高松国際ホテル
会費:3,000円(食事代込み)
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この7つの法則は
必ず実行できるものばかりなので
ぜひお試しくださいね。
第1の法則 セルフイメージ
第2の法則 聴き方のすごい効果
第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法
第4の法則 人から好かれる声の作り方
第5の法則 伝わる話の組み立て方
第6の法則 あがり症の克服
第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖
あなたが、弱みだと思っていることは
実は「強み」であることはとても多いのです。
あなたの中に眠る強みを引き出し
どんどん世界を広げていって下さいね。
話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。
1、説得力が増します。
2、人に好かれます。
3、笑顔が素敵ですねと言われます。
4、はっきりモノを言える人間になります。
5、断れる人間になります。
6、悩みを相談されやすい人になります。
7、話しかけられやすい雰囲気になります。
8、自信がつきます。
9、信頼してもらえるようになります。
10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。
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